macOS · Windows · Linux — ローカルファースト
いま書いている一文のとなりに、
物語の全部を。
Linetta は小説とウェブ小説のための静かな執筆スタジオです。アウトライン、登場人物、場所、関係、プロットの糸、調べ物が原稿のとなりに並びます。すべては自分のディスクの SQLite ファイルの中にあり、アカウントも必須のクラウドもありません。
- アカウントも購読も不要
- 原稿は自分のディスクに
- 한국어 · English · 日本語

§ 01 — これは何か
執筆は プロジェクト管理ではありません。
長編は状態を溜めていきます。第40話にもなれば、第3章で交わした約束も、返していない借りも、誰かのコートの色も、すべてが荷重を受ける柱になります。そしてそのどれも、いま画面にある段落の中にはありません。
多くの道具はそこに手続きを足して答えます。ボード、タグ、ステータス、そして別に世話をする二つ目のアプリ。Linetta は代わりに、物語の記憶を文のとなりに置きます。ショートカット一つの距離に、しかし邪魔にならない位置に。
だから編集画面は静かな本文のページのままです。アウトライン、登場人物、プロットの背骨、資料、履歴は、文が必要とするときに開くレールとパネルであり、必要ないときは閉じます。
§ 02 — ワークスペース
作品まるごとが一つの部屋に。
どのパネルも同じ問いの上に立っています。このシーンは何と食い違ってはいけないのか。
本文
本文一枚、そのとなりのアウトライン、そしてこのシーンの記録。
アウトラインは手の届くところに、文字数は無視できる位置に置いたまま、シーン単位で書きます。右のレールには文を離れずに確かめるものが並びます — 今日書いた文字数、話の分量目標、あらすじ、このシーンが言及したエンティティ。
- 部・章・シーン、あるいは巻・話 — 番号とラベルはインターフェースの言語で付きます
- シーンごとの分量目標とリアルタイムの文字数、そのとなりに作品の総計
- ZEN は部屋を空にして本文とカウンターだけを残します

同じ部屋の中に
文脈編集
設定を一度で直す
人物・場所・関係を一度直せば、古い設定を抱えたままのシーンを探して一つずつ案内します。言語モデルは一切使いません。
プロット
背骨の上の糸
ストーリーラインとビートがアウトラインを横切って並びます。第3話で張った約束が、後から思い出すものではなく見えるものになります。
履歴
シーンごとのスナップショット
手動と自動のスナップショットを復元できます。手動のものと、エージェントが書く前に取られたものは期限なく保管されます。
記録
執筆のペース
7日平均と、そのペースで換算した週あたりの話数。連続記録も罪悪感もありません。
§ 03 — エージェント
Linetta はモデルを呼びません。 あなたのエージェントが Linetta を呼びます。
アプリの中にプロバイダー設定も、API キー欄も、トークン予算もありません。代わりに Linetta がローカルの MCP サーバーを開き、すでに使っているエージェント — Claude Code、Claude Desktop — がそこに接続します。
一般的なファイルシステム MCP サーバーでも Markdown の読み書きはできます。できないのは一つのシーンのためのブリーフを組み立てることです。そのシーンがアウトラインのどこにあるか、上位階層の要約、直前のシーンの要約、人物と関係のブリーフ、プロットの背骨、ファクトカード、メモリ、そして文体と分量の目標。
そのブリーフこそ Linetta が渡すものであり、アプリの外で書かれた草稿が第14話と矛盾せずに戻ってくる理由です。机と書類棚と拒否権は、作家が持ったままです。
Claude Code — 端末に一行
claude mcp add --transport http linetta http://127.0.0.1:7391/mcp \ --header "Authorization: Bearer <token>"
Claude Desktop は linetta-mcp stdio ブリッジ経由でつながります。同梱するビルドとしないビルドがあり、どちらかは設定画面が教えます。トークンは MCP をオンにしたときに発行され、設定から再発行・失効できます。
アクセス
オフ
既定値です。何も待ち受けず、何も公開されません。
読み取り専用
読み取りツール9個。書き込みツールは登録すらされないので、tools/list に現れず、呼び出せません。
フル
16個すべて。すべての書き込みは先にスナップショットされ、一手で取り消せます。
RPC 百個ではなく、ツール16個
クライアントのツール予算は有限で、一覧が伸びるほど選択の精度は落ちます。だからエンジンの RPC を1対1では公開しません。アクセスを一つの作品に限定することもできます。
linetta_get_story_context一つのシーンのための編まれたブリーフ — 中核のツールlinetta_read_scene本文と content_versionlinetta_get_outlineラベル・種類・状態・分量を伴うツリーlinetta_search_manuscript原稿の全文検索linetta_list_works作品、題、状態、シーン数linetta_list_characters人物、場所、もの、概念linetta_where_does_appear特定のエンティティが登場する全シーンlinetta_get_plotストーリーラインとビートlinetta_get_fact_cards出典付きの調査ノート
linetta_create_work最初のシーンを備えた新しい作品を作成linetta_write_scene読んだ時点の content_version が必須linetta_revise_sceneシーン全体を送り直さない部分修正linetta_apply_story_ops構造化された物語の変更を一括でlinetta_write_summaryシーン・コンテナの要約と作品のあらすじlinetta_create_checkpoint大きな改稿の前のラベル付き復元点linetta_undo_last_changeバッチ単位で一度に取り消し
安全を保つもの
- 01 127.0.0.1 のみにバインドし、DNS リバインディングを防ぐ Origin 検査を行います。どの設定でも LAN バインドやトンネルはありません。
- 02 32バイトのベアラートークン。シークレットストアのある OS ではそこに、ない場合は 0600 のファイルに保管し、設定から再発行・失効できます。
- 03 楽観的バージョン検査。エージェントが書き直しているシーンをあなたが打っていれば、書き込みは黙って適用されず拒否されます。
- 04 シーンを書くたびに事前スナップショット、構造を変えるたびにアウトラインの記録。
- 05 すべての呼び出しの活動ログ — 時刻、ツール、作品、対象、結果 — を設定に表示します。
- 06 毎分120回の呼び出し上限。暴走したエージェントのループはシーン40本ではなく壁にぶつかります。
§ 04 — 自分のデータ
原稿は自分が持つファイルです。
Linetta にアカウントも必須のクラウドもありません。以下はすべて自分のディスクに、このアプリなしでも読める形式で残ります。
保存場所
- macOS
- ~/Library/Application Support/com.devlikebear.linetta
- Linux
- ${XDG_DATA_HOME:-~/.local/share}/com.devlikebear.linetta
- Windows
- %APPDATA%\com.devlikebear.linetta
library.db 一つの SQLite ライブラリ
作品、シーン、アウトライン、エンティティ、関係、プロット、バージョンスナップショットが単一のデータベースファイルの中にあります。
スナップショット 消えずに間引かれる履歴
手動スナップショットは期限なく保管されます。自動保存のスナップショットは初日の毎保存から30日後には一日一つへ間引かれます。
backups/ 検証済みの日次バックアップ
日次バックアップと移行前バックアップを14日保管し、起動時に復元できます。
Markdown 自由に出入りする
既存の原稿を取り込み、シーンを Markdown でフォルダに書き出し、必要なら Git にそのフォルダを運ばせます。
§ 05 — 入手する
Mac App Store では無料。 他のプラットフォームは署名済みビルドで。
macOS の直接配布ビルドは Apple Developer ID で署名され、公証済みです。Windows と Linux のインストーラーは毎回の GitHub リリースに含まれます。
現在のリリース v1.1.0
Mac App Store
無料。Apple Silicon Mac に入れる一番簡単な方法です。
Homebrew — Apple Silicon
署名・公証済みのビルドを tap で更新します。
brew install --cask devlikebear/tap/linetta
Windows
毎回のリリースに NSIS と MSI のインストーラーがあります。
Linux
毎回のリリースに AppImage、.deb、.rpm があります。
Intel Mac の方や自分でビルドしたい方は、ソースからビルドできます。Tauri 2 の Rust シェル、React と Vite、組み込みの Go エンジン、SQLite でできています。
§ 06 — 質問
ダウンロードの前に。
- 01 アカウントや購読は必要ですか。
- いいえ。執筆、整理、取り込みと書き出し、スナップショット、バックアップはすべてアカウントなしで動きます。作るべき Linetta アカウント自体がありません。
- 02 アプリの中に AI は入っていますか。
- もう入っていません。以前はアプリ内にプロバイダー設定とコンパニオンがありましたが、どちらも取り除きました。いま AI との協働は任意の MCP サーバー経由で、すでに使っているエージェントと購読で行います。
- 03 書きかけの原稿を持ち込めますか。
- はい。Markdown の取り込みと書き出しが両方できるので、他の道具から入り、他の道具へ出ていけます。
- 04 書いたものはどこかにアップロードされますか。
- いいえ。Linetta のクラウドは存在しません。MCP サーバーはループバック専用で既定はオフ、Git 同期は自分で設定したリモートにしかつながりません。
- 05 iPad や Android はどうですか。
- エンジンはモバイル向けにもビルドされ、iPad のレイアウトも進行中ですが、モバイルは MCP サーバーをホストしません。今日サポートされている製品はデスクトップアプリです。
- 06 ライセンスは何ですか。
- AGPL-3.0-only です。ソースは GitHub にあり、商用ライセンスの選択肢はライセンス告知に書かれています。


